１月７日：第３回東温市総合計画審議会（傍聴）

　このHPでは、私が「議員として」（議員バッジを着けて）出席したもの、活動したことをお知らせいたします。これまでも会の開催の知らせが届いた場合は、勉強だと思って、すべて傍聴してきました。

　今回傍聴したのは、表題にもあるように「第３回東温市総合計画審議会」です。この会では、次年度から始まる「第２次東温市総合計画後期基本計画」の内容について検討されています。

　「第２次東温市総合計画」は、2016年から10年間のまちづくりの方向性を示すものです。本年（2021年）３月に、５年間の「前期基本計画」が終了します。今回は、前期に行った施策の進捗状況、成果と課題、社会情勢などを踏まえて、見直しと改善を進めるものです。

　大きな特徴は、2020年８月に大規模災害に備えて策定された「東温市国土強靭化地域計画」との整合性を図ろうとしていること、「SDGｓ（持続可能な開発）」との関係性を明確にしたことだと思います。

　気になったのが、それぞれの施策の目標値です。目標を数値化（見える化）することは、とてもいいことだと思います。ただ、施策の達成をどのような指標で測るのかは、もっと検討を要すると思いました。

　例えば、複数の施策に対して、指標が１つというケースがかなりあります。数値化できるものを選んで指標としているわけです。止むを得ないところもありますが、数値化しにくいもの（例えば、「市民の意識の高揚」などを施策に掲げている場合）をいかに見える化するかというのは重要な点です。

　施策においては、成果と課題をしっかり検証することが求められます。すべての施策について、どのように検証するかを明確にしておく必要があるでしょう。聞き取りやアンケート調査、関係行事への参加率などになるのでしょうか。

　今後、市民にみなさんに対して、パブリックコメントを求めるとのことでした。市のHPなどで公表されるということです。みなさんのご意見をお寄せください。