9月21日（火）危機管理課：施設利用「東温市民限定」？

　数日前に、市民の方から、「東温市の体育施設の利用を『東温市民限定』にしている。東温市に職場があってチームにも登録していた人が、住所が東温市にないからと練習に参加できなかった」という話がありました。

　県は、現在、新型コロナウイルス「感染対策期」に位置付けており、多くの公共施設の利用を制限しています。本市も、それに合わせた対応ですが、「東温市民限定」としているのはなぜでしょうか。これまでは、使用料を払えば、だれもが利用できていました。「特に松山市は感染者が多いから」というのも理由にはなりません。東温市から、多くの方々が松山市に通勤・通学しています。「リスク」という点では、東温市民だから、松山市民だから、と区別することに、合理的な理由は見当たりません。全面的に使用中止とすべきでしょう。

　危機管理課に行って話を聞きましたが、「これまでの経緯、感染症の現状などから、本市の『新型コロナウイルス対策本部会議』で判断したことだ」という説明でした。会議の出席者の発言を記した議事録はないとのこと。それで、会議録（検討結果の要旨）について、情報公開請求をしました。市長にも面会を求めました。幸い、会っていただけましたが、「総合的に判断した」「一部は見解の相違である」との返答でした。