9月16日（木）文教市民福祉委員会（分科会）出席

　今日は、私の所属している文教市民福祉委員会（並びに予算審査分科会）がありました。本市においては、ワクチン接種が全体で６割を超え、順調に進んでいるようです。ただ、次々と新たな変異株の出ています。くれぐれも健康には十分ご留意ください。当面、三密の回避、マスクの着用は続けないといけないようです。早い終息を願うばかりです。

　文教市民福祉委員会では、「東温市子ども基本条例」の制定に関して、その意義やこれまでの経緯について、多くの質問をしました。「子どもの権利条約」や他の自治体の同様の条例とも比較しながら、その内容を精査しましたが、本日の質問でも十分に納得がいきませんでした。結局、委員会として「継続審査」ということになりました。

　私は、子ども基本条例は、「子どもの権利条約」の理念に基づき、子どもの自ら育つ力や可能性を信じ、大人はその健やかな成長のための環境づくりに、あるいはサポート役に徹するべきであると思っています。それが、子どもを大切にするということであり、大人がそのことについて共通理解を図ることに大きな意義があると思っています。条例には、子どもの権利と大人の責任が明確に表れていないといけません。このような重要な条例です。子どものための条例です。その文言については、子どもから大人まで、誰にもよく分かるもの、分かりやすいものでないといけないと思います。

　私は、もう少し時間をかけて、じっくり検討する必要があると思い、「継続審査」に賛成しました。