7月11日(日)「子どもたちの今と未来を語ろう」
- yujiwatanabejimsho
- 2021年7月12日
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知り合いの松山市議の後援会「たぶち紀子と未来へつなぐ会」主催による講演・お話会が愛媛県立美術館講堂でありました。第1部の講演会の講師は、野中玲子さん(「シングルマザー交流会松山」代表・「まつやま子ども食堂」代表)でした。また、第2部のお話会には、元文部科学官僚の寺脇研さんと前川喜平さんがゲストとして出席されていました。
野中玲子さんは、以前からの知り合いでしたが、このように、その取り組みについてお話を聞くのは初めてでした。子どもの貧困の現状、ひとり親家庭を取り巻く課題、教育(学校)や福祉行政を巡る問題など、体験を交えて話していただきました。私の知らないこともたくさんありました。東温市においても同様のことが言えるだろうと思います。今後、特に子どもの貧困については、その実態を把握するとともに、行政に対して必要な働きかけをしていきたいと思います。家庭の経済的な格差が教育格差につながっているという現状を放置するわけにはいきません。
第2部のお話会の後に質問の時間がありましたので、元教員の立場から寺脇さんと前川さんに「教員の多忙化や学校のブラック化が叫ばれているが、現場の教員に伝えたいことは?」という内容の質問をしました。寺脇さんは「教員自身がもっと地域に出て、いろいろな場で『学ぶ喜び』を味わってほしい」と言われました。前川さんは「教員は、もっと『自由』に考え、『自由』に実践してほしい」と話されました。教員が『学ぶ喜び』を知り、『自由』であることで、子どもたちにも『学ぶ喜び』を保障することができ、『自由』な雰囲気の教室が生まれるというのです。私は、とてもうれしい気持ちになりました。とても共感できました。今、学校現場に必要なことをずばり言い得て妙です。『学ぶ喜び』と『自由』!

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