6月28日(火)地域活力創出課へ:コミュニティFM局を
- yujiwatanabejimsho
- 2021年6月30日
- 読了時間: 2分
先週の金曜日(6月25日)に、まずは東温市役所危機管理課へ行きました。災害時に大きな力となるコミュニティFMラジオ局を開設を検討してはどうかという提案をするためです。ただ、現在、屋外の防災行政無線があり、戸別受信機の導入も進めており、同時に災害時の情報伝達ツールとしてSNS「とうおんメール」の普及を図っているところであり、今のところ考えていないという返答でした。
28日には、地域活力創出課に行きました。地域の魅力の発信、観光や産業の振興のためにも大いに活用(ラジオによるPR)できるので、担当課にもなり得ると考えたからです。やはり、費用対効果が明確でないので難しいという返答でした。
行政が主導して、コミュニティFMラジオ局を立ち上げているケースもありますが、本市の現状ではなかなか難しいというのがよく分かりました。ある程度予想はしていました。
それでも、諦めきれないというか、諦めるのは早いと思っています。「夢」に終わるかもしれませんが、可能性がある限り、少しずつでも実現へ向けて、賛同者集めや調査・研究を続けようと思います。
愛媛県内では、既に新居浜市(Hello!NEW 新居浜FM)と今治市(FMラヂオバリバリ※写真:緊急告知ラジオ)、それから宇和島市(FMがいや)にあります。新居浜市と宇和島市は、CATV事業者がラジオ放送をしています。今治市は、コミュニティラジオ放送に特化した株式会社が運営しています。県外に目をやると、NPO法人などが運営している場合もあります。形態はさまざまです。
私が、このコミュニティFMラジオに注目するのは、他のメディア媒体よりも東温市のまちづくりに大きく貢献できると考えているからです。また、現在、市内各所に設置されている防災行政無線が聞き取りにくいということもあり、災害時にリアルタイムで市民に必要な情報を発信し続けることができると考えるからです。無線であるラジオゆえです。
番組作りに市民が積極的に参加することで、地域のつながりが密になるでしょう。比較的安価に手に入るラジオという情報ツールの大きな可能性を感じています。もちろん、公的機関との連携協定を結び、様々な行政情報や気象・災害情報を放送するようにします。市民にとっても、行政にとってもメリットが大きいと思っています。
もちろん、初期投資や運転資金の確保、人材の確保など、課題は様々ありますが、何とかクリアできないかと思っています。

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