6月25日(金)松山南警察署・東温市役所危機管理課へ
- yujiwatanabejimsho
- 2021年6月25日
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国道11号線を車で走っていると、愛大病院の北側付近で、横断歩道の白いラインがほとんど見えなくなっている所がありました。また、同じく国道11号線の新横河原橋のすぐ東付近と、郊外電車の牛渕駅の近くで南吉井小学校児童の通学路にもなっている点滅信号のある横断歩道も、白線がかなり消えかかっていました。
国土交通省が担当だと思って、まずは四国地方整備局松山河川国道事務所 松山第一国道維持出張所に電話をしました。横断歩道の件を話すと「道路の外側線のみを国土交通省が管理しており、横断歩道は警察署が担当だ」ということでした。それで、松山南警察署に直接行って状況を説明しました。
「予算の関係もあり、また、他にも優先的に対応すべき箇所があり、いつ施工できるかは分からない」ということでした。「1年以上かかるかも・・・」というお答えでした。それでも、私がお話をしてから、すぐに現地には行っていただき、数時間後には確認の電話連絡がありました。ちなみに、愛大病院の北側付近にある横断歩道については、すでに業者に発注済みで、施工実施予定が10月頃だそうです。あとの2か所についても、今後対応していただけることになっています。
東温市危機管理課を訪れたのは、宇和島市や新居浜市、今治市が実施しているようなコミュニティFMを活用して防災放送することの検討の有無を確認するためです。宇和島市の危機管理課の担当者の方にお聞きすると、市長の考え(災害時にはラジオが役に立つ)もあり、まずFM放送局を開設(様々な番組を常時放送)したそうです。現在では、災害関連情報・行政関連情報をいつでも流せる体制が整っているということでした。受信機がラジオで安価であることもあり、宇和島市はすべての世帯に無償配布しているということでした。新居浜市では、本体価格の半分を補助し、3,000円が住民負担です。
東温市の防災無線の個別デジタル受信機は、本体価格の半分を市が補助していますが、住民負担は24,000円程度と、かなりの高額です。現在のところ、ほとんど普及が進んでいないのが実情です。「とうおんメール」の活用を促しているということでした。ただ、これもなかなか普及していません。危機管理課としては、すでに導入している方法を維持していく予定だということでした。
確かに、今後、FM放送局を立ち上げ、24時間放送という運用を開始することは、かなりハードルが高いと言えるでしょう。ただ、ラジオなら安く購入でき、災害時に、どこでも比較的容易に聞ける(車の中などでも・場所や時間を選ばず)ので、メリットが大きいと思います。「とうおんFM」を開局し、東温市の魅力をどんどん発信するとともに、気象情報や災害時の避難情報ほかの様々な行政情報を流せたら、どんなに市民が喜ぶでしょうか。
現在の屋外に設置されている防災無線は、雨の時などが特に聞き取りにくいという問題があります。実際に災害が起こった時、住民に的確に情報が伝わるかどうか、非常に疑問があります。不安です。「とうおんFM]・・・難しいとは思いますが、頭の片隅に置いて、模索は続けようと思います。

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