6月18日(金)これからも差別のないまちで:コロナ禍
- yujiwatanabejimsho
- 2021年6月18日
- 読了時間: 2分
今、全国各地でシトラスリボン運動が広がりを見せています。新型コロナウイルス感染者や医療従事者、その家族などが差別や偏見・いじめなどの不当な扱いをしないようにと訴えるものです。自分もいつ感染するか分からない状況です。他人事ではありません。
東温市における実態が気になります。まずは、東温市総合保健福祉センターに行ってみることにしました。センターには、社会福祉協議会が入っており、さまざまな生活相談を受け付けています。総合福祉センターの玄関には、下の写真のような幟がありました。シトラスリボン運動に賛同し、市民に向けて啓発を推し進めているのが分かります。
担当者の方にお聞きしましたが、社会福祉協議会では、日常の生活相談が中心で「人権・差別」に関わる内容のものはないということでした。「社会福祉課で扱っているのでは」とのお話があり、つづいて市役所1階の社会福祉課に行きました。
社会福祉課に行くと、確かに『社会福祉課』の表示の下に『人権対策』の文字がありました。窓口で聞いてみると、「コロナ禍に伴う差別等があれば対応する」ということでした。ただ、そのような相談は、「これまでには1件もない」ということです。「県や国が設けている様々な専用ダイヤルを利用している市民もいるかもしれない」とのお話もありました。
さらに気になるのは、学校におけるコロナ禍に伴う差別やいじめがあるかどうかです。電話で学校教育課に問い合わせたところ、今のところ、そのような事例は1件もないということでした。
市民一人一人の人権に対する意識が高いということなのでしょう。
※ ちなみに、愛媛県の新型コロナウイルス『こころのホットライン』(9時~21時:匿 名可)の番号は、フリーダイヤル:0120-612-155です!

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