5月19日(水)土佐の教育会議:オンライン参加
- yujiwatanabejimsho
- 2021年5月20日
- 読了時間: 2分
高知県土佐町に本部がある「子どもは地域の宝やき!土佐の教育会議」主催のオンライン会議に初めて参加しました。
「私たちの教育マニュフェスト」をつくることを目指して、高知県在住のみなさんが自由に議論のする場です。有志での参加もOKでしたので、私以外にも、長野や東京、大阪などから参加されている方もいました。オンラインだと、これほど容易に全国の方とつながることができるのだと、その便利さを実感しました。
参加者それぞれから、日頃の教育(学校)に関わる課題意識を共有することができたと思います。何を話しても決して否定されることがないというのがこの会のいい所だと思います。いろいろな考え、価値観があることが認められ、尊重されていると感じました。
箱モノ行政、縦割りの教育行政、教員の忙しさと働き方改革、不登校やいじめ、子どもの自殺、校則と子どもの権利など、多様な意見が出されました。保護者、現職公立学校教員、退職教員、地方議員、大学教員など、それぞれの立場で、それぞれの視点で議論しました。
「広く『子どもマニュフェスト』としてまとめるほうがいいのではないか」など、新たな提案も出されました。今後、議論を深めていきます。
私は、子どもの自殺が増えているというのが一番気になることでした。「世間」では、自己責任論が広がっていると感じています。子どもたちは、苦しいことや困りごとがあったとき、誰にも話せず(分かってもらえないと思う)「自分のせいだ」「自分が悪いんだ」と考え、「自分はいないほうがいい」「死んだほうが楽だ」と考えてしまうのではないでしょうか。周囲に言えず、周囲に気付かれず、一人で重荷を抱え、孤立している気がします。周りの大人に大きな責任があるでしょう。
今回の議論の中でも、「学校や社会が子どもたちを殺している」という厳しい指摘がありました。子どもたちが、「しんどい」「助けて」と遠慮なく言える、そして救われる社会にしたいものです。
午後8時から始まり、午後9時30分頃終わりました。いろいろ考えさせられる貴重な時間となりました。次回は、6月です。

コメント