2024月4月20日(土) 東温史談会 講演会/総会
- yujiwatanabejimsho
- 2024年4月22日
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東温史談会主催の本年度第1回の郷土史講座がありました。講師は、愛媛県埋蔵文化センター理事長の前園實知雄先生です。考古学がご専門で、本日は「壬申の乱を考える」と題した講演でした。特に驚いたのは、壬申の乱に関わる人物(天武天皇ら)が移動したコースを実際に歩いて確かめたというお話でした。その行動力というか、研究者としての探求心に感心しました。壬申の乱が起きたのは7世紀後半です。古事記と日本書紀を読み解き、どこまでが正確な史実かも明らかにされていました。何より、次々と人名が出てきて、その人物がどのような背景で、どのように行動したかをスラスラと述べられるのは驚き(よく記憶されているなあ)でした。疑問点を掘り下げて研究されているというのがよく分かりました。
講演会の後の東温史談会総会では、昨年度の活動や会計報告、次年度の活動計画などの説明がありました。私も史談会の会員です。これからも、史談会主催の講座には参加したいと思っています。それから、「坂本家」(江戸時代末期に建てられたと思われる古民家)の見学についても話題に上りました。「坂本家」の価値を多くの人に知っていただきたいと思っています。

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