2024年7月4日(木) 東温市議会6月定例会最終日:討論
- yujiwatanabejimsho
- 2024年7月5日
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6月定例会最終日を迎えました。今回、議会に提出された議案及び請願について、委員長報告や質疑・討論・表決がありました。
私は、「伊方原発を即刻止めることを県知事に求める決議を求める請願」に対して、賛成討論を行いました。原発については、そもそも「ない方がいい・今すぐにでも停止して、すべてを廃炉にすべきだ」という考えです。
これまで、学校現場にいた頃から、「危険な原発は、目の前の子どもたちのためにも止めないといけない」と思っていました。現在、伊方裁判の原告の一人でもあります。
この日の討論では、2011年に起きた東日本大震災における東京電力福島第一原発事故による被害の大きさ、今なお続く避難者の多さ、子どもの甲状腺がんの発症数などを取り上げて、いかに原発が危険なものかを強調しました。さらに、能登半島地震を取り上げ、「志賀原発が稼働していたら-」「珠洲原発が建設されていたら-」とその思いを伝えました。また、4月17日に起きた豊後水道を震源とする地震で、南予で震度6弱を記録し、「伊方原発は大丈夫か」と、多くの人が心配に駆られてことも訴えました。
これまでの経験から、政府は原発依存から脱却することを決めるべきだと思っています。地震等の災害の多い日本には、原発は必要ありません。
今後も、常に原発事故の恐怖におびえ続けることになります。原発依存を肯定する限り、再生可能エネルギーの導入や省エネの推進が遅れます。
以上のように請願への賛成意見を述べました。結局、表決の結果、不採択となりました。
原発に反対する声は少なくありません。一議員として、その代弁者であり続けたいと思います。

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