2024年6月6日(木) 議案書受け取り/まちづくりパネル展
- yujiwatanabejimsho
- 2024年6月6日
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6月14日から、6月定例会が始まります。本日は、市役所5階にある議員控室に、議案書を受け取りに行きました。今後、よくチェックし、質疑等の準備を進めたいと思います。
さて、市役所に入ると、ロビーで「まちづくりパネル展」を開催していました。主催は、愛媛県土木部道路都市局都市計画課です。愛媛県では、コンパクトなまちづくりを進めているとのこと。東温市も含め、いわゆる「コンパクトシティ」へ向けた取り組みをしている自治体事例を、数枚のパネルで紹介していました。どんなまちづくりを進めようとしているのかが、具体的によく分かりました。
ただ、この「コンパクトシティ」を進める動きに対して、私は多少疑問を持っています。まちがコンパクトになることで、生活が便利になることは、容易にイメージすることができます。ただ、便利さや効率性、経済性のみに目が向いている気がして、全面的に賛成することができません。
本市は、そのおよそ8割近くが森林です。この森林資源は、これからも保全・活用を進めていく必要があります。そのためには、中山間地域を守らなければなりません。そこに住民がいて、生活や文化、歴史と伝統を維持してほしいのです。私は、人が住まなくなると、この中山間地域の豊かな生活環境は、やがて、いや、あっという間に廃れていってしまうと考えています。本市の宝である中山間地域を、もっともっと大切にすべきです。この地に住む方々が、これまで、この豊かな森林資源と自然環境を守ってきてくださったのです。
しばしば、DX・ICTで生活を便利に、といった話を聞きます。「?(本当に正しいのか)」と思っています。アナログで、手作業で、非効率な生活の中に、人間らしい豊かさがあり、それを求める人もいます。今、中山間地域に人を呼ぶ仕組みを模索しています。「東温市らしさ」を守りたい!

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