2024年6月4日(火) 午後 えひめ公共交通の会 参加
- yujiwatanabejimsho
- 2024年6月4日
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えひめ公共交通の会が、ネッツトヨタ瀬戸内:中央店で開催されました。正確には数えていませんが、ざっと50名を超える参加があったと思います。参加者の中には、県外から、わざわざ来ている方もいました。もちろん、みなさん、公共交通(オンデマンド交通等)に関心のある方ばかりです。例えば、民間企業の方、住民団体の代表の方、自治体の関係者(都市整備課の職員等)などです。
私は、東温市の公共交通について、様々な課題意識を持っています。もっと誰もが使いやすい公共交通網をつくる必要があると思っています。特に、超高齢化社会を迎え、移動手段がないために、なかなか出かけられない人がいます。出かけることで、いつまでも周囲の人(社会)とつながり、心も体も確実に元気になります。高齢者の移動手段の確保は、とても重要です。さらには、観光客を意識した路線の構築も必要だと考えています。
今日は、(株)トヨタ自動車の平田さんが、「過疎地/中山間地域の共助型公共交通 地域の足『ちあバス』の導入設計について」と題した講演がありました。私は、心の底から、今回参加してよかったと思いました。東温市にも、中山間地域が広がっています。人口減が進んでいます。それでも、いや、だからこそ、地域の足の確保が必要なのです。『ちあバス』のお話は、非常に参考になりました。
いくつか、成功事例の紹介がありました。それぞれの地域で、今後の公共交通をどう維持するのがいいのかを本気で考えたからこそ実現しています。成功の鍵は、地域住民の熱い思い、そして何より運転手の確保。ワゴンタイプの乗用車を使用する『ちあバス』を導入することで、雇用増(定年後の仕事や女性の就業先)につながると思いました。
講演の後は、グループに分かれて、自由にディスカッション。互いに名刺を交換し、それぞれの立場で「今、考えていること」を出し合いました。有意義な時間になりました。

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