2024年6月28日(金) 東温市地域公共交通活性化協議会（地域公共交通会議）傍聴

　東温市役所4階、大会議室にて、本年度、第１回東温市地域公共交通活性化協議会（地域公共交通会議）が開催されました。以前にも、何度か傍聴していますが、その後の経過が気になりましたので、出席（傍聴）しました。傍聴者は、これまでになく多く、10名余りでした。

　会議の内容は、主に昨年度の取り組みの報告と本年度の計画でした。バス路線については、現状を維持することを目指しているようです。やはり課題は、今後どのように利用の促進を図るかということだと思います。「パーク＆ライド」の増設（横河原駅近く）や乗車体験教室の実施などが挙げられていました。

　私は、東温市全体の公共機関の在り方を、地域住民、行政、事業者、関係団体を交えて、さらに議論を深める必要があると思っています。利用者の利便性の向上という点において、まだまだ課題は多いです。

　委員から、「バスの運賃が高い」との指摘がありました。事業者からは、「利用者の減少、運転手不足や燃料費の高騰などがあり、止むを得ない」との返答でした。まずは利用者をいかに増やすかをしっかり考えないといけないでしょう。ただ、これだけ、マイカーが普及し、道路（高速道路を含む）が整備されている今日、なかなか回答が見つからないかもしれません。

　公共交通の在り方については、今後も自分自身の研究課題にし、先進地の事例などをもとに提案できるよう準備をしていきます。