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2024年5月26日(日) 伊方原発をとめる会 総会 出席/武藤類子さん(原発事故被害者団体連絡会 共同代表 ほか)

  • yujiwatanabejimsho
  • 2024年5月27日
  • 読了時間: 2分

 伊方原発をとめる会の第14回定期総会がコムズ(松山市男女共同参画推進センター)5階の大会議室でありました。私は、本会の幹事の一人です。かつて小学校教員でいた頃から、「目の前にいる子どもたちのためにも、伊方原発はどうしても廃炉にしなければならない」と思っていました。2011年3月11日に起きた東日本大震災における東京電力福島第一原発の事故があってから、ますますその思いを強くしています。

 本日は、総会の前に、福島での事故後、2012年に結成した福島原発告訴団の団長として全国に告訴運動を呼びかけ、以後も東京電力の責任を問う活動を継続している武藤類子さんの講演会がありました。武藤さんは、さらに原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)共同代表、3.11甲状腺がん子ども基金副代表理事でもあります。

 講演のテーマは「終わらない原発事故と福島の今」。あの事故から13年、未だ「原子力緊急事態宣言」は解除されていません。避難者の一人である武藤さんのお話は、非常に説得力がありました。一時は約17万人が強制非難を強いられ、現在も約3万人が自宅に戻れない状況であるとのことでした。そして、今も、髙い放射線量の中で、約4,000人以上が事故処理の作業に当たっているとのこと。さらには、復興の名のもとに、莫大な費用を投入され、事故を矮小化しようと喧伝する政府の姿勢・・・。問題だらけ!

 前日の夕方には、武藤さんを交えた懇親会もあり、出席させていただきました。お話の中から、原発事故に対する絶望感が伝わってきました。腹立たしい気持ちになりながら、諦めないようにしたいと誓う今日この頃です。




 
 
 

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