2023年8月10日(木) 坊っちゃん劇場「KANO」観劇

　今日は、時間ができたので、坊っちゃん劇場へ。現在、「ＫＡＮＯ（かのう）～1931 甲子園まで2000キロ～」を上演中。

　そして、何と８/15（８/４から）までの間、台湾人キャスト３名を迎えて、「台湾スペシャルステージ」を開催しています。都合が悪くて初演に行けず、以来、どうしても観劇したいと思っていました。ついに実現。

　通称「ＫＡＮＯ」、正式名称「嘉義農林学校野球部」は、台湾人と日本人の混成チームでした。地方大会を勝ち上がり、念願の甲子園初出場を果たします。今回、花子役、林明訓（りんめいくん）役、サンミ役を台湾人の方が自ら演じています。正に、実話の世界が目の前で繰り広げられているのです。

　台湾人３名の方の歌声は見事でした。聴いていて、ほれぼれします。時にたどたどしくなる日本語のせりふが、新鮮というか、心が引き寄せられるというか、非現実なのに現実を見ているような気持ちになりました。心が震えるとは、このことを言うのでしょう。

　演劇を通して、国と国がつながるというのも、何ともすてきなことです。是非、台湾でも上演してほしいと思っています。

　みなさん、特別な「ＫＡＮＯ」。どうぞお見逃しなく！