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2023年2月19日(日)「杜人(もりびと)」上映会

  • yujiwatanabejimsho
  • 2024年4月5日
  • 読了時間: 1分

 松山市総合コミュニティセンターで、「杜人(もりびと)」の上映会がありました。主催は滑床千年の森をつくる会です。

 主人公は、矢野智徳さん。映画の中で、矢野さんは、枯れかけた木の周りをイノシシがするように掘削します。そして、水の通り道をつくります。その結果、枯れかけていた木が復活します。降った雨は土にしみ込み、その一部は草木が吸収し、残りはやがて川となって、海へ流れていきます。そんな当たり前の水の循環が壊されている・・・。

 矢野さんは、コンクリートを砕き、地面に次々と穴をあけていきます。元々の自然界における水の循環を取り戻そうとしているのです。確かに、人間は、便利な生活を営むために、各所で水の流れを寸断しています。堰き止めてしまっています。矢野さんは言います。

 「土砂崩れは、大地の深呼吸。息を塞がれた自然の最後の抵抗」

 私は、「大地は呼吸している」と言われて、ハッとしました。そんな風に考えたことはありませんでした。でも、そう考えると、大地(自然や生態系)に向き合う姿勢が変わると思いました。

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