2022年3月17日（木）核兵器禁止条約に関する請願に対して賛成討論（議会定例会最終日に本会議にて）

　３月議会には「核兵器禁止条約の署名・批准を政府に求める意見書採択を求める請願」が提出されていました。私は、本請願の紹介議員の一人です。

　総務産業建設委員会では賛成者はなく「不採択」となりました。それで、最終日の本会議で本請願に対する賛成討論を行いました。結局、採決の結果、可否同数となり、議長裁決で「否決」されました。

　日本は、唯一の被爆国として、核兵器禁止条約に率先して署名・批准すべきであると思っています。核兵器が存在する限り、それが使用される可能性は消えません。世界から核兵器をなくすしかないのです。

　米国の核の傘の下にある日本政府は、本条約への署名・批准をかたくなに拒んでいます。私は、せめて、世界に向けて、正直に日本の立場を伝え、核兵器禁止条約の趣旨に賛同する意思を示してほしいと思っています。今まずは、締約国会議にオブザーバー参加することを求めます。

　子どもたちに核のない平和な世界を残したいと思います。