1月20日(木)さくらの湯観光物産センターのこれから
- yujiwatanabejimsho
- 2022年3月26日
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東温市役所地域活力創出課を訪れました。というのも、ある市民の方から、「さくらの湯観光物産センター(東温市北方甲2098)では食肉の販売をしていないので、市民が食材を買おうと思っても揃わない。センターでは、地元産のものしか扱えないようだ」という話を聞いたからです。担当者に尋ねてみましたが、やはり「条例で地元産のものしか扱えないことになっている」ということでした。
今は、コロナ禍ということもあり、なかなかイベントができない、人が集まらない状況であるとのことでした。私に話をされた市民の方は、例えば夕食の食材がセンターですべて揃うのであれば、地元の人がもっと利用するようになるのではないか、人が集まるのではないかというお考えをお持ちでした。なるほどと思いました。地元産を重視する条例の趣旨はよく分かります。ただ、人が集まらない、収益が上がらないということなら、その対策を考える必要があります。
条例を改正して、様々な食材を扱えるようにするのも一つの方法でしょう。それにより、人が集まれば、相乗効果で地元産のものも売れることになるのでは・・・。
このようなことも考えています。東温市には、和田丸のように有機農業が盛んな地域があります。国も有機農業を推し進めており、将来的には、さらに広がるのでないかと期待しています。センターで「有機!」「農薬や化学肥料を使っていません!」と表示して販売するのです。安全・安心な食を求めている人にとってはうれしいことです。売り上げが伸びるのではないでしょうか。
それから、さくらの湯が隣にあり、広い駐車場もあります。この場所を拠点にして、それぞれの谷(中山間地)、すなわち、山之内、奥松瀬川、滑川、河之内、井内、上林などとつなぐことができないものでしょうか。それぞれに、人が集まる「基地(観光地・楽しめる場所)」があります。観光客だけでなく、東温市民もまちの魅力に触れるよい機会になると思います。路線バスを走らせ、途中、途中で、地元の方が乗り降りすることで、地域公共交通を維持することにもつながることも期待できます。

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