12月23日（木）第6回東温市議会定例会：本会議

　本日は、12月定例会最終日でした。委員長報告のあと、質疑、討論、採決がありました。「令和３年度東温市一般会計補正予算」ほか、特別会計補正予算、条例の改正等が議案に上っていました。すべて、賛成多数で原案通り可決されました。

　私は、「東温市公共下水道条例の一部改正について」は、「反対」を表明しました。昨日、夜中まで口述原稿を考え、今朝も本会議直前まで修正を加えていました。７分程度という申し合わせがどうしても気になり、当初の予定よりさらに文言を削り、確実に７分以内に終わるようにしました。

　反対討論の趣旨は、主に次の２点です。

①　全体で20％の増収を見込み、「標準家庭で16％の増額改定」としたことは、コロナ禍も踏まえると、余りにも上昇率が大きすぎること。

②　「標準家庭」とは、一般的、平均的な家庭を意味する。市は、自治体間で比較するときに使用する、汚水排出量40㎥を「標準」として試算している。40㎥は、東温市の「標準家庭」の汚水排出量ではない。私の試算では、標準家庭の汚水排出量は、約26㎥であり、この場合およそ17%の増額となる。「標準家庭で16％の増額改定」とは言えないこと。

　実際の数字を並べ、かなりの家庭が17％以上の増額になることを指摘しました。今後の市民に対する市の説明を注視していきます。

　今回、請願が３つありました。私はすべての請願に賛成しましたが、「米価の暴落阻止のため過剰在庫の市場隔離と生活困窮者のへの食料支援を求める請願」は、反対多数で不採択となりました。それ以外の２つの請願：「国立病院の機能強化を求める請願」・「子どもたちの舞台芸術体験教育の充実に関する請願」は、全員一致で採択されました。

　※　下の写真は、本会議場の様子です。議長席横に「さくらひめ」が飾られています。