11月7日(日)有機農業推進講演会②「学校給食が未来をひらく~世界は地産地消とオーガニックブーム」吉田太郎氏
- yujiwatanabejimsho
- 2021年11月14日
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本日は、松山市で吉田太郎氏の講演会がありました。前半は、昨日の今治市での講演とほぼ同じ内容でした。後半は、昨日とは異なり、諸外国や国内の先進事例を多く取り上げられていました。具体的な成功事例を示していただいたことで、今後の方向性について、大きな示唆を得ることができました。
お隣の韓国では、有機食材の生産が雇用につながる仕組みづくりが出来上がっているということでした。今月は、「国際有機農業会議」が開催され、講師の吉田氏にも声がかかったそうです。韓国と言えば、ソウル市で、学校給食の食材をすべて有機にして、さらに無償提供していることが知られています。
国内では、大分県臼杵市が紹介されていました。有機JASの認証を受けるのはなかなか難しいということで、臼杵市が独自に認証制度をつくり、「ほんまもん野菜」として売り出しているということでした。市民の認知度も上がっているということです。このような自治体独自の取り組みを参考に、東温市でも有機農業の推進を図っていきたいものです。
吉田氏は、最後に「食生活を改善して、医療費の削減を!」と訴えられていました。さらに、「自治体によるネットワークをつくり、地域で子どもたちの命と健康を守ろう!」とも話されていました。有機農業についての貴重な学びの機会になりました。

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