11月12日（金）東温市食と農と環境を考える会 出席

　東温市食と農と環境を考える会は、当初４名からスタートしました。その後、農業従事者、農林業研究者、さらには有機農業や環境問題に関心のある市民も加わり、徐々に人数も増えてきました。東温市の将来のこと、まちづくりの在り方について真剣に話し合っています。これまで、月に一度程度の会合や研修を重ねてきました。

　東温市においては、「和田丸有機グループ」が有機JAS認証を取得し、有機生協に野菜セットを出荷するなど、有機農業の推進母体として、大きな役割を果たしてきました。かけがえのない存在です。

　今後、「和田丸有機グループ」の取り組みに学びながら、本市で有機農業を広めていきたいと思っています。私たちの会としても、何らかの協力ができないかと模索しているところです。

　今日も、様々な意見が出されました。「和田丸有機グループ」の皆様には決して負担をかけないようにしながら、新規の有機農業就労者への研修の場を設けることができないか、それが目下の大きなテーマです。

　行政に頼らず、有機農業就労者を増やす方策、市民の理解と販路の拡大、地域循環型有機農業の推進、有機農業での収益増等々、課題は多いです。一方で、取り巻く社会情勢の変化もあり、可能性も感じています。まだまだ小さなグループですが、諦めないことが大切だと思っています。これからも継続して取り組んでいきます。