10月31日(日)愛媛県防災士養成講座:2日目
- yujiwatanabejimsho
- 2021年11月1日
- 読了時間: 2分
今日が2日目です。やっと終わります。最後に試験がありました。結果は、2週間後に分かるそうです(郵送)。
さて、本日のテーマには「行政の災害対策と危機管理」が含まれています。このテーマは、議員として重視すべき内容であり、今後一般質問でも取り上げたいと思っています。市民の命と財産を守るのは、行政の一番の役目です。『防災士教本』を事前に読んではいましたが、やはり映像を見ながら説明を受けると、さらに理解が深まります。貴重な時間となりました。
そのほか「企業・団体の事業継続」「防災士に期待される活動」などについての講義がありました。
「避難所の開設と運営」については、通常は、グループをつくってワークショップを行うのですが、コロナ禍を踏まえ、個人演習のような形式になりました。避難所を開設する際にどのような点に留意すればいいかを一人一人が考えます。避難所のいわゆるゾーニング(部屋割り)をどのような進めればいいのか、校舎配置図をもとに考えました。それだけでもなかなか大変でした。
コロナ感染者が避難してくることも頭に入れておく必要があります。検温などをする事前受付がいります。感染者と一般の避難者の動線を別にしないといけません。臭いの出る仮設トイレの配置場所の決定(高齢者への配慮も)、運営本部室の確保、掲示板の設置、喫煙所を指定など、どこがいいか、なぜそこにするのかが問われます。女性・子ども・障がいのある方への配慮、ペットの受け入れ場所の確保など、様々な方面から考える必要があり、避難所運営がいかに難しいかがよく分かりました。
事前に、災害を想定して対応を考えておくこと、必要な物品をあらかじめ用意しておくことなども大切です。慌てなくて済みます。
避難所の運営は、避難者自らが行います。マネジメントが重要です。いざというときに、率先して行動するようにしたいと思っています。

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