10月13日(水)県教育委員会特別支援教育課へ
- yujiwatanabejimsho
- 2021年10月13日
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本日午後2時に、愛媛県庁別館の11階にある特別支援教育課に行きました。主な目的は、本年9月に「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が施行されたことにより、医療的ケアの必要な児童への対応がどのような変わったかを確かめることでした。
現在のところ、公立の小・中学校に通っている児童(医療ケアが必要な児童)もいますが、その多くは特別支援学校に通っています。今のところ、学校現場においては、それぞれの児童に適切な対応ができているということでした。その上で、新たな法律の施行によって、現場での取り組みに大きな変化はないとのことでした。
今回制定された法律の目的は、第1条に「医療的ケア児の健やかな成長を図るとともに、その家族の離職の防止に資し、もって安心して子どもを生み、育てることができる社会の実現に寄与すること」とあります。つまり、医療ケアが必要な児童でも、看護師等を適切に配置することにより、保護者が終日付き添わなくてもいいようにする(保護者が外で働けるようにする)ことが求められているわけです。また、第3条では「医療的ケア児及びその保護者の意思を最大限に尊重しなければならない」とされています。当然のことではありますが、法律にきちんと明記することには意義があります。今後、この法律に則った医療的ケアが確実に行われることを期待します。
本市には、県立の特別支援学校や子ども療育センターなどがあります。今後とも、特別支援教育については、深く調査・研究していきたいと思います。

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